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AIU留学体験記2013

Author:AIU留学体験記2013
こんにちは、AIU留学体験記2013です!
訪問ありがとうございます。

私たちが通う国際教養大学(Akita International University, 通称AIU)は、秋田市郊外に位置する公立大学です。
在学生820人+留学生約150人(2011年度)と小規模な大学ですが、とてもユニークな特徴がたくさんあります!


①授業はすべて英語
②少人数制の授業
③1年生は必ず入寮し留学生と共同生活
④1年間の留学が義務


・・・ということで、今年もAIUを飛び出し世界各地に散らばったAIU生!
1年間の留学でAIU生は何を体験し、何を学ぶのか?AIU生の留学のリアルをこのブログを通じてお伝えしていけたらと思います。
メンバー一同頑張ります。

メンバーの励みにもなりますので、質問や感想等ありましたら、ぜひ気軽にコメントしていってください。よろしくお願いします!


それではAIU留学体験記2013、
お楽しみくださいヽ(^o^)丿♡

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羊の犠牲祭

お久しぶりすぎてごめんなさい(笑)

モロッコで留学中のももっこです!
留学も後2ヶ月ってところでペーパーや課題に追われながらついこないだ10日間の休みがありました。
前半は友達とモロッコの北の街を旅行して、
後半はカサブランカの友達の家でモロッコのEid ul-Adhaと呼ばれる宗教的な行事に参加してきました!
日本語では羊の犠牲祭とも訳されます。

びっくりする光景が目に入って来たので、その時の話しを少し。
ただ羊を解体している表現や写真があるので、苦手な方は見ないでください!



カサブランカのよく居候させてもらうレイハンの家に来ています。
毎度のことほんまにありがたいです。

今回、モロッコでは14,15日、eidと呼ばれるイスラムの行事がありました。


eidの前になるとモロッコの家庭は羊を買います。

そしてeidの日になるとその羊を自宅で解体するのです。

これにはコーランに書かれてる宗教的な意味合いや、お肉を貧しい人に分け与えるためなどの意味合いがありますが
わたしも不確かです、気になる人は調べてみてください!


レイハンちにも、eidの少し前から羊が二匹やってきてたそうです。
街でも羊を連れ歩くモロッコ人をたくさん見ました。

eidの間、うちはいつこのアニマル、生き物が、食べ物、物質という認識に変わるのかなーと観察してました。

屋上にいくと可愛らしい羊が2匹、屋上の隅っこにいました。


一緒に写真を取りました。
羊1


ここの時点では完全にふわふわの動物です。

午前、屋上でみんなが見守る中、お父さん、親戚の叔父さん、弟が3人がかりで羊を抑えて、お父さんが首を切り落とします。
羊2


一切りいれた瞬間に、ジャーと血がいっぱい出てきます。
痛くないよう初めに神経を切るそうです。

羊は死んでるのか生きてるのかバタバタ暴れます。
たぶんまだ生きてるんですね。

力尽きたところで、お父さんが首をねじって体が2つのパートに別れました。この時点では死んじゃったんかな。
でも見た目はちょっとホラーでまだ食べ物って感じがしません。

その後、足首のところに鋭い棒を刺し、そこから口で羊の体に空気を吹き込みます。

血が流れ出て、少ししぼんだかなと思う羊の体がまた大きく膨らみます。

そして後ろ足の皮を穿いでから、また男性3人がかりで羊の体を今度は天井についている鉄骨に吊るします。

もうこの辺りで動物って扱いより、食品っぽい感じがしてきます。

それから3人で後ろ足、しっぽ、おしり、背中、お腹と、皮をどんどんどんどんはいでいきます。

カワハギ


途中で、もう息をしてないはずの羊のお尻から残ってたうんちがぽろぽろと落ちるお茶目なシーンもあります。

お父さんたちは毎年のことで慣れてるみたいで、作業は順調に進みます。
解体は男の人の役割みたいです。

お腹あたりまで剥いだところで、こんな状況に慣れてない私は、あ、羊って毛なしじゃこんなに小さいんやってことに気づきました。


羊 脱皮

肩ぐらいまで剥いだら、羊が逆さバンザイしてる状態で首まで一気に皮を引っ張り剥ぎます。

それは、子供の服を脱がせているような様子で、でも皮をはいだあとお父さんとおじちゃんは息を切らせていたので、皮を剥ぐのには想像以上の力がいるみたいです。

皮と毛はそのまましばらく天日干しにして、羊毛屋があとで買いにくるそうです。
そうして、モロッコのおみやげでよくある絨毯などが作られるそうです。

さて、羊の体に戻ると、次はお腹部分に大きなナイフが入り、臓器を取り出しにかかります。ながーーーーい腸をロープのように引っ張り出し、肺、心臓、すい臓?がでてきます。

ぞうき



そこでおばあちゃんとおかあさんの出番です。

お母さんは、小腸や大腸や胃を受け取り、綺麗に洗います。

もちろん胃には羊の食べてた干し草が残ってるし、大腸にはその消化物が残っていて、とてもいい匂いとは言えません。

でもモロッコのお母さんはそれを気持ち悪がらずせっせと洗います。



一方、解体中、おばあちゃんは横で七輪で炭を温め、モロッカンティーを作っていました。
今度は網をしき、取れたての臓器をその場でバーベキューします。

バーベキュー

焼けたらすぐ、塩とスパイスをかけていただきます。
ビックリ、おいしいです。

これは油の部分です。一度乾かします。
油


ひつじにこんなパートがあるなんて知りませんでした。蜘蛛の巣みたいです。
これを焼けた肝にまいてもういちど串焼きにします。これも絶品です。

バーベキュー くし


ふとおばあちゃんに羊から出た生の肺を手渡す時、その肺の暖かさにびっくりしました。
日本でお肉を買う時、要冷蔵された状態ですよね。

ここで、この羊はいままで生きてた命あるものやったことに改めて気づきます。
あ、今の今まで息しててんもんなって単純なことに気づきます。

臓器をぜーんぶ取り出して、お肉の部分は一日つるして乾かします。
もうこの格好はよくモロッコのお肉屋さんで見かける商品です。

むけた


そうして、解体がひと段落するとみんなで落ち着いてバーベキューしながらお茶を飲みます。

その間、電話が鳴り止まへんのは親戚がmabruk eidってhappy eidって意味の挨拶をかけてくるからです。

日本でもお正月に親戚に電話する感じなんかなあ。

それからベランダを綺麗に掃除します。
水洗いで、血とかうんちとかくさとかぜーんぶきれいにします。

お母さんはキッチンで内臓の処理をして、夕飯の準備をします。
キッチンは羊の、頭、臓器、足で溢れかえっています。

キッチン あたま


近所の人や親戚家族がひっきりなしにきて、団欒します。

途中でおつかいに外に出たのですが、街中の至るところで羊毛の山積みを見かけます。馬がリヤカーを引いてその羊毛を運んでいます。

あと、みんな道端で普通に羊の頭を炙っています。子供達がその周りで遊んでいます。
その頭はクスクスというモロッコの伝統料理を作る時に使うそうです。

そういう光景がみれるのもモロッコならではやなと思います。

さて家に帰ると、レイハンちにもいとこ家族がきて夕飯に羊のモツ煮みたいなのを食べました。これも凄くおいしいです。

みんなでわいわい話していると、今度はおばあちゃんちに行くことになりました。
さきほど夕飯を食べたばかりやのに、ここでもモロッコ恒例の第二の夕飯が始まります。
なんと、クスクスでした!モロッコではこういう大皿で出てきた食べ物をみんなでつつくのが基本です。あと手で食べます。

これも美味しかったです。

って感じでeidは大切な人にあったり、美味しいご飯食べたり、素敵なお祭りってだけじゃなく大事なことに気づかされます。

わたしは初めて目の前で殺された羊のお肉を食べました。
自分の前で死んだ羊を食べると、やっぱり命を頂いてるんやなって感覚になります。

でも、そういえば普段食べてる牛肉も豚肉もチキンも卵も、魚も、うちがモロッコのお土産に買ってる牛革のカバンとかも、命あったものからできてて同じことやねんね。

スーパーで何グラム何円という商品として買おうが、目の前でさばいて食べようが、同じ重さの命いただきますって感謝しないとと思いました。

eidで殺された羊はすべて何かしらの用途に使われます。頭も足も煮込み料理などに、毛はじゅうたん、皮も加工されてつかわれます。無駄な部分なんて一つもないんやね。

ただ、やっぱり普段の生活やとやっぱこういう命をいただいてるなんて感覚を持続するのはきっと難しいやろうから、せめて食べ物残したり、無駄に捨てるのはやめようと心掛けようと思います。

eid、2日目はもう羊は殺しません。朝からお母さんが肉の処理をずーーっとしてました。
お昼に、お肉の部分をスパイスと玉ねぎにつけたバーベキューをしました。歯ごたえがあるようで柔らかかったです。

ばーべきゅう


モロッコ来ていちばんのご馳走をいただきました。
いのち、ごちそうさまでした。





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